day by day

春の夜 暗き小部屋で 雨を聴く

木挽町竹葉亭本店にお呼ばれしました。 築83年という、木造家屋で、しみじみ子供の頃を思い出しました。こんなに立派な家ではありませんが、木造の家って、外の気配がよく判る構造です。昨夜の雨もゴウゴウと庇を叩き、「台風が来ると停電しましたね」なんて…

ぴりぴりと 辛い山葵に 育つんだ

伊豆の山葵田。 お絵描きと、句作はよ〜く似ています。 材料はふんだんにあって、誰に対しても平等ですが、何を描くか、何を詠むか、どう料理するかというところが腕前なのですよね。無限の楽しみがある、ということでもあります。どちらにしても対象に敏感…

おとぎり草

調べたら、鷹匠の名人が、鷹の傷を治す万能薬としてこの草を使っていた。その秘密を漏らした弟を、ばっさり切ったので「弟切草」と呼ばれているとあった。瞬時に何でも判るネットは、すごい。それで西洋でも「悪魔払いの万能薬」とされているとか。花粉なん…

春の句会

自分メモ。口紅の封切る 蛇穴を出ず 春雨や 傘さす人と 別れたり 春暖炉 ゆるりと暮れる 部屋の中 菜の花や 干物ぞろめく 浜街道 交差点 恋や花粉や もやもやと 春の陽に 命貯めてる 眠り猫

馬油はえらい。

日曜のブランチ、トマトソースのパスタと、プリプリ芝エビのフリットを作る。エビに片栗粉をまぶして、固く泡立てた卵白をつけて揚げる。こんなふうにいい加減に片栗をはたいていたら、危険よね、と思ってたら、本当に顔にバッチリはねてしまった。あせって…

トマソン物件

某美術館@青森 上にのっかっているのを使うのね。

甘いものはお好き?

小さい頃、ウチに帰ってドアを開けて、お汁粉の匂いがするとユーウツになったという、可愛くない子供でありました。長じてその傾向は変わりませんので、スィーツブームとは関係ないのですが、わりと好きな物がひとつあります。それは紀伊国屋のアップルパイ…

バレンタイン

デパ地下を通って帰宅。チョコレート売り場はごったがえしていたけど、いまごろ(2月14日7時頃)買うのは、ダンナとか、長くつきあっている彼とか、それほど追加の餌を必要としない相手用なのでしょうね。そして、餃子売り場の前は、これまた大混雑。毎日毒…

SuperTuesdayつづき。

おばまさんが、勝つと思ってたのに残念だわ。 ひらりさんは、あんなダンナと離婚しなかったのが気に入らない。大統領という地位が、あまりに良くて、また夢を再びと、立候補しているように思えます。一方おばまさんは、現代の神話のようではありませんか。ハ…

Ilf Museum

長野県岡谷市の笠原書店さんに伺った帰り、「イルフ童画館」に行く。ここは童画家武井武雄(1894〜1983)の生地なのだ。武井武雄という名前の知名度は、どのくらいあるのだろう。私が子供の頃はいろんな雑誌や絵本で見た。「青のっぽ赤のっぽ」という、鬼が…

国民宿舎

サン○ード吉○路という国民宿舎に泊まった。 立派な温泉つきの設備で、日曜日のせいか、ひきもきらず温泉入浴にお客さんがやってくる。予約の無い人は入湯を断られるほどだし、宿泊の予約もなかなか取れないらしい。部屋に入ると、バストイレと別に、室内に洗…

雪舟ゆかりの寺

頭でっかちでかわいい山門 岡山県の総社に行きました。荒木書店さん主催の絵画展です。 総社は倉敷の隣です。そこの宝福寺ってご存じですか? 絵師の雪舟が子供の時、絵ばかり描いているので、お寺の柱に縛り付けられて、流れる涙でネズミを描いたら、そのネ…

誕生日

今日は誕生日です。 こんな寒いときに、しかも札幌で、よくぞ産んでくださいました。 それなのに、馬齢を重ねたという思いもありますが、がんばります。 会社の紅組がくれたブーケです。 会社の40周年を飾るべく女性陣は「やります!」という涙無くしては読…

物価問題

いつも行く居酒屋の女の子が、正月休みで帰っていた上海から戻って来た。 上海景気が良くて、スゴイんじゃない?と聞いたら「う〜ん、食べ物はそうでもないけど、他のものが高くてたいへんです。そのわりには、給料上がらないから。」「フ〜ン。それならユニ…

銀座界隈

やっと冬らしく寒くなってうれしい。 寒いので人通りは少ないけど、それでも銀座は銀座、ギャラリー一枚の繪にお客様が途切れることはない。様々な作家の静物画が60点ほど、見応えがあります。日動画廊さんのフジタ展見る。近藤文人さんの「異邦人の生涯」を…

駅前蕎麦。

夕暮れの諏訪湖畔の駅。帰る電車の時間まで半時ほどあるので、何か食べようと駅前のビルに入る。前を歩いている男性2人が居酒屋に入り、私はその先の、「信州そば」と、のぼりの出ている店に入る。きちんと髪をセットしてお化粧した70過ぎのおばさんがカ…

シュタイフのクリスマスベア

メリー クリスマス。あんまり関係ないけど、このクマだけは飾ります。20年くらい前に、ウインドウで見て、一目惚れして買いました。着ているSt.Clothesは手編みです。その後、似たようなお人形が沢山出来たから珍しくなくなりました。手の平に乗る大きさなの…

鼻緒どめ

こーいう商品が世の中にあるのを知りませんでした。小指くらいの大きさ。 鼻緒にぐるっと回してマジックテープで、留める、らしい。 Yukimiちゃん、ありがとう。

むつかしい出題。

「フランシスコ ザビエルは日本に来た時、望遠鏡、時計、オルゴールなどを持ってヨーロッパ文化を紹介しました。あなたが外国に行って日本の文化を説明するとしたら何を持参しますか。ひとつあげてその理由を説明してください。」電車の中に学習塾の広告が出…

南麻布ランチ案内

ゴハンは料理する時も外食する時も「和洋中」どれにするかをまず考える。 会社近くでするお昼は、この3つがちゃんとあってウレシイ。 和は「さとり」。焼き魚、刺身、親子丼、カレー、各々定食になっていてどれもGood。 洋は「せんかぶー」目立たな〜いフレ…

麻布の蕎麦屋。

麻布十番には蕎麦屋が沢山ある。永坂更級系が数店。お洒落な蕎麦割烹もある。永坂更級は有名だし支店もあちこちにあるので、渋谷東急ではよく食べたけど、麻布では行かない。 贔屓は麻布山善福寺横の長寿庵。ホントに普通の町のお蕎麦屋さん。家族経営。学校…

見た目はだいじ。 

私はうっとおしく前髪を下ろした男子ヘアが嫌いなのだ。 フィギュアスケートの高橋君もあれでなければ好きになれるのだが。パリではそーいうスタイルを全く見なかったけど、あれは我が国だけで流行っているのだろうか。 そーいう髪の腰履きボーイズが電車の…

西村先生2

プレートが設置される当日12月4日は先生の命日でした。 プレートは前もって設置されてるんだと思っていたら、当日朝10時、パリ郊外からプレート屋さんのルノー夫妻が、トヨタに乗ってやって来ました。 右下に置いてあるのがプレートです。 はしごを押さえて…

パリは美しいか。

Oui,ほんとうに奇跡のように美しい街だと思います。街は美しく生き続け、生きている者は入れ替わっていくわけ。この美しい光景と対峙して生きて行くのはしんどいだろうなー。でもそのお陰で世界のブランドとなれるプロダクツが生まれるのでしょう。今回もパ…

西村計雄先生

画家西村計雄がパリで制作をしていた。というメモリアルプレートが、パリ6区のアトリエのあった建物に設置されました。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/64136.html 「一枚の繪」は日本での作品販売を任せていただき今日まで来ております。 父と先…

銀座はブランドビルだらけ。

なにを今さらかもしれないけど、銀座の欧州ブランドの出店はスゴイ。いつの間にかグッチ、ブルガリ、アルマーニのビルが聳えている。数えて行けば10指をらくに越えるだろう。10年前にはたしか80円台だったユーロが、今や170円なのだから銀座のビルだって安く…

グランマザーモーゼス

茨木のり子の詩を読んで思い出すグランマの言葉。 「わたしの一生はよくはたらいた一日のようなものでした。」 おだやかで自信に満ちた言葉だ。でも、それでもダイヤのようにぎらりと光った日があっただろうか。ぎらりという言葉のつよさに負ける。

ダイヤのような日

私は散文人間なので、詩、短歌、俳句のたぐいを読む能力が希薄だ。一冊の詩集、歌集、句集をどうやって読み終わればよいのかよくわからないのだ。 それでも誰かが推薦してくれる詩を読むとシミジミ感動することがある。 これもそのひとつ。歌人であるスバル…

東横線で。

電車の中でお化粧をするとか、ものを食べるとか、オーディオの音がうるさいとかいうのは、もはや日常風景となっている。一つの車両で携帯電話を見ていない人がいることなんか無い。だけど先日、わりと空いている東横線で隣に坐った70才くらいのおばさんが、…

TVドラマ

昨夜寝る前に、テレビつけたら、2時間サスペンスみたいなのをやっていて、団塊の世代がナンチャラっていってる。なんで松方弘樹が団塊なんだよ。私より8つくらい上のはずなのに、と思って見る。途中から見たのではっきり判らないが、筋書きはヒッチコックの…