2010-01-01から1年間の記事一覧

仕事納め収まらぬものはいかにせむ

一枚の繪は明日が仕事納めですが、東京大丸では「名景展」が年を挟んで開催ですし、梅田阪急、大宮高島屋で年明け絵画展が始まりますから、準備に忙しく仕事はぜんぜん収まんないのでした。 でも、なにはともあれ新年を迎える準備は終盤です。本当に皆々様今…

しあわせは毛布一枚欲は無し

なんで一日寝てるんだ、って?あっ、ママ今日いるんだ 美味しいものちょうだいね! このマイクロフリース毛布って、アマゾンで買ったのだけど軽くて大きくて暖かだ。去年2枚買って、今年も2枚購入。丸洗いも簡単。その上一枚1900円!あ〜、昔買ったカシ…

エルメスの前でメリークリスマス

地下鉄のエスカレーターを上った所にいきなり鹿(トナカイ?)と雪だるま。 一晩だけの大盤振る舞いかも。 あとから来た社員情報で、その後トナカイはエルメスのスカーフを巻いていたそうで、やっぱり今日だけだそうです。午後 エルメスの前だけ雪が降ってる…

冬ざれて故郷の我が家を思ひけり

故郷のわが家作者: 村田喜代子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/01/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見る短編が寄り合ってひとつの小説に。裂き織りのように響きあう、野間文芸賞受賞作。 この賞は小説家として「あがり…

白猫やフォトジェニックとはおれのこと

おれなんかいっつもいい男だぞ昔から色が白いは七難隠すっていうからな縞猫なんざー足許にもおよばんよ天誅!

うらおもて山猫なのさ冬野原

お前って写真写りわるいな〜 しゃしんうつりって?悪いといけないことなのかちら ほんものがだいじだとシマ子はおもう、、、どう!ふくら山猫。

冬寒し着物モードにドライブを

冬らしい寒さだ。夜は村田喜代子先生の野間文学賞受賞パーティーにお呼ばれしているので、ドレス着ようと思ってたけど薄手なので着物にする。ツイードのスーツという塩梅のものだが、着物は既に希少種だからいいことにする。ある意味オールマイティーだわね。

冬晴れや母の形見の大島で

着物は着続けないと着る感覚が初期化しちゃう。 母の大島と柚木さんの木綿の半幅帯。とても好きな組み合わせだ。木綿の帯は滑らないので扱いにくいが大島だと比較的締め易い。気分的にはワンピース。 で、たまに半幅結ぶとどうやって結ぶのか判らなくなるこ…

かじかめる心に紅の帯締めを

昨日の雨は今朝まで続いたので着物はお休み、ったって最近ほとんど着ないんだけど。 先日の着物の組み合わせをSさんがブログで誉めてくれたので今日はお洒落話し。 なにかを読んでいて不思議と頭に残る言葉ってあるでしょ。そのひとつに「着るものの組み合わ…

ひとごみやあーひとごみやひとごみや

新潟から見えたSさんと日曜日の銀座を銀ブラ、と思ったけど大層な人ごみを縫って歩く。遊びに来た人の目になって考えても、あんまり楽しくないと思う。先日行った京都と同じだ。旅行のトラベルの語源は厄介ごとのトラブルだ。人は厄介ごとを求めて出かけるの…

小春日の銀座の町は華やげり

昨夜はタクシーが拾えないほどの人出でした。今日はお得意様をお呼びして夜は落語会です。 それで着物着る。ナゼこの着物を買ったのかよくわからないが、めずらしく柔らかモノです。 いいんだかなんだか判らない色と柄。洋服だとこーいうことは無い。あれに…

この箱にだれが一番ぴったりか

ぼくにぴったりですよ箱といえばあたしよすきまがあるほうが居住性がいいのよシマちゃんって写真写り悪いな〜。夜中に起きたら、ビトンは箱に入って座ったまま寝てた。座禅豚と呼びたい。

小春日や沖縄地方は暑かろう

唐突ですが、日本は沖縄をどうしようと思っているのかしら。本気で考えているのかしら。沖縄に遊びに行っても、なんとなく加害者意識を私は感じる。若い世代にはそんなこと無いと思うが。戦後が65年にもなって、平成だって23年になろうとしている。先送…

お勧めの本だけ書いているのだよ

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/11/01メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 327回この商品を含むブログ (120件) を見る第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタ・クリスト…

亡き父の誕生日来て師走入り

12年前の今日、父が亡くなった1年後の誕生日に一周忌のパーティーをした。派手好きだった父への最後の餞と準備した。その数日前から足の指が変で、当日左足の親指がパンパンにふくらんで、靴を履くのに大変苦労した。その後、その指は水ぶくれになりそれが破…

永遠の都の紅葉を拾ひけり

墓参りやなんやらで京都一泊。紅葉週間の最後ということでスンゴイ人出であった。五条坂から高台寺まで人だらけ。一番混む所だから仕方がないと思ったが、翌朝早く、ホテルから近いので散歩のつもりで東福寺に行ったら、んまー、清水寺以上に混雑している。…

悪童日記

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/05/01メディア: 文庫購入: 100人 クリック: 3,630回この商品を含むブログ (276件) を見る読むものが無いと嘆いていたら、Yさんが最近読んだ面…

じんじんとこころににひびく授業あり

テレビでサンデル教授の東大の講義というのを後半だけ見た。安田講堂の中ってこんなになっているんだと、まず趣味の良い内装と調度を眺める。戦争責任は当事者でなくても取るべきか、という設問に、女性が、「この問題は被害者の立場になって考えるべき問題…

初時雨時雨れて落ちる言葉かな

民間の会社でコンプライアンス(法律遵守っていうんだっけ)担当役員になっちゃったとする。 それで、同窓会で、「お前タイヘンだなー、勉強してんの?」とか言われて「イヤー、ちょろいもんだよ。事実関係を調べてお返事します。って言ってりゃなんとかなる…

犬のお巡りさん困ってしまって、、、、

ちょっと古い話しでナンですが、APECの時は銀座も大勢警官がいて、ものものしい警戒であった。でね、その警官に道を聞いている人が沢山いるのよ。聞かれた方も懐からモゾモゾと地図を取り出して教えている。基本的にこの人たちは銀座じゃなくて日本全国から…

冬の雨嫌いなはずの料理くふ

自壊する帝国 (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (65件) を見る面白いっ、て薦められる本でもないけど、つまんなくはない。筆者が外務省ノンキャリとしてモスク…

盆栽も里山も紅葉うつくしく

たべれないものは興味ないです。ボクとしては。 友人に大宮の「盆栽町」というところに連れて行ってもらった。東武野田線の大宮公園という駅の側で、なかなかリッチな環境の生け垣に囲まれたお屋敷町である。盆栽なんか昔はぜんぜん興味なかったけど、良く出…

冬の海沖の漁船は既視感か

テレビで、延々とやっている流出ビデオだけど、皆さん、あの映像って事件が起きたばかりの時にテレビで見ませんでしたか?私絶対に見た記憶があるのですが、他にいらっしゃいませんか?夫は見たような気がする、と曖昧なの。誰か力強く「見た」と言って。 今…

うっかりと読んだ本の怖さかな

取り組む本がないので、書棚にある本を読む。富岡多恵子の「遠い空」。スゴイ本だった。28年前の短編集だが、読んだ覚えが全然無い。人間の生と性の虚飾を剥ぎ取って書き切っている。こんなの向かい合いたくないから30代の私には理解出来なかったのだろう…

着るものは無けれど箪笥のこやしかな

ホントに、ナゼ、毎年毎年着るものがないのであろうか?厚手のジャケットは沢山あるが、軽いものが少ない。カットソーはあっても、ブラウスが無い。などなどミスマッチだらけだ。それで、着物着れば良いのだ。困らない程あるのだ。なにが問題か?そう、着付…

ひさびさのブックエンドごっこかな

かあさん、はさむものがありませんぜ この10日程、きちんと本を読んでいない。その辺のものを読み散らしてはいるけど、なんか没頭出来るものが読みたいわ! 人気者で読んでいない本は沢山ある。例えば司馬遼太郎の時代小説、藤沢周平、村上春樹、、、。何冊…

朝のテレビ不思議の国のアリスかな

朝のテレビで夫と子供一人の専業主婦の献立をお助けする、という番組をやっていた。どうしてもメニューが偏る。ダンナは文句言う。これを一生続けると思うと気が変になる。そこで、スーパー主婦が出てくる。これがナルホドというものであった。まず紙に升目…

寝室も確かに秋だ猫寄りぬ

縞の枕はもらったぜ。枕よりママの身の上でくつろぎたい 美豚が来たって良いんだけど、私の身体の上にわざわざ乗っかって寝る。臑の上に香箱作って重たい。香箱なんて可愛らしいもんじゃないのよ。

秋風に白檀香り銀座かな

土曜日着物着る。夏の間に全ての手順が初期化したようで、きちんと着るのに一時間もかかった。それも長襦袢替え、帯を替えてなんとか着れた。襦袢は半襟の付け方が悪くてよれっとしてたので替え、帯はどうしてもお太鼓とたれの柄が合わなくて替えた。こんな…

天高く猫の手足もすっと伸び

スマートになったでしょ。 ビトンの養い親さんから、イギリスにいるとメールが届いた。 30年前からお付き合いのある、英国の両親とも思っている方の、ご主人が亡くなった。残された奥様も持病があるので、側に付き添っている。子供がいない方なので、前か…