2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の都の紅葉を拾ひけり

墓参りやなんやらで京都一泊。紅葉週間の最後ということでスンゴイ人出であった。五条坂から高台寺まで人だらけ。一番混む所だから仕方がないと思ったが、翌朝早く、ホテルから近いので散歩のつもりで東福寺に行ったら、んまー、清水寺以上に混雑している。…

悪童日記

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/05/01メディア: 文庫購入: 100人 クリック: 3,630回この商品を含むブログ (276件) を見る読むものが無いと嘆いていたら、Yさんが最近読んだ面…

じんじんとこころににひびく授業あり

テレビでサンデル教授の東大の講義というのを後半だけ見た。安田講堂の中ってこんなになっているんだと、まず趣味の良い内装と調度を眺める。戦争責任は当事者でなくても取るべきか、という設問に、女性が、「この問題は被害者の立場になって考えるべき問題…

初時雨時雨れて落ちる言葉かな

民間の会社でコンプライアンス(法律遵守っていうんだっけ)担当役員になっちゃったとする。 それで、同窓会で、「お前タイヘンだなー、勉強してんの?」とか言われて「イヤー、ちょろいもんだよ。事実関係を調べてお返事します。って言ってりゃなんとかなる…

犬のお巡りさん困ってしまって、、、、

ちょっと古い話しでナンですが、APECの時は銀座も大勢警官がいて、ものものしい警戒であった。でね、その警官に道を聞いている人が沢山いるのよ。聞かれた方も懐からモゾモゾと地図を取り出して教えている。基本的にこの人たちは銀座じゃなくて日本全国から…

冬の雨嫌いなはずの料理くふ

自壊する帝国 (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (65件) を見る面白いっ、て薦められる本でもないけど、つまんなくはない。筆者が外務省ノンキャリとしてモスク…

盆栽も里山も紅葉うつくしく

たべれないものは興味ないです。ボクとしては。 友人に大宮の「盆栽町」というところに連れて行ってもらった。東武野田線の大宮公園という駅の側で、なかなかリッチな環境の生け垣に囲まれたお屋敷町である。盆栽なんか昔はぜんぜん興味なかったけど、良く出…

冬の海沖の漁船は既視感か

テレビで、延々とやっている流出ビデオだけど、皆さん、あの映像って事件が起きたばかりの時にテレビで見ませんでしたか?私絶対に見た記憶があるのですが、他にいらっしゃいませんか?夫は見たような気がする、と曖昧なの。誰か力強く「見た」と言って。 今…

うっかりと読んだ本の怖さかな

取り組む本がないので、書棚にある本を読む。富岡多恵子の「遠い空」。スゴイ本だった。28年前の短編集だが、読んだ覚えが全然無い。人間の生と性の虚飾を剥ぎ取って書き切っている。こんなの向かい合いたくないから30代の私には理解出来なかったのだろう…

着るものは無けれど箪笥のこやしかな

ホントに、ナゼ、毎年毎年着るものがないのであろうか?厚手のジャケットは沢山あるが、軽いものが少ない。カットソーはあっても、ブラウスが無い。などなどミスマッチだらけだ。それで、着物着れば良いのだ。困らない程あるのだ。なにが問題か?そう、着付…

ひさびさのブックエンドごっこかな

かあさん、はさむものがありませんぜ この10日程、きちんと本を読んでいない。その辺のものを読み散らしてはいるけど、なんか没頭出来るものが読みたいわ! 人気者で読んでいない本は沢山ある。例えば司馬遼太郎の時代小説、藤沢周平、村上春樹、、、。何冊…