2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

神の留守火事洪水のあまたなり

首里城が炎上しているのを見て、ノートルダムが燃えている映像とダブった。 我々は黙示録を生きているのじゃなかろうか。世界中で災害が起きている。 それでも粛々と毎日を送ることしかできない。 今朝、渋谷スクランブルという新しいビルのチラシが朝刊に入…

絵の中の確実にあったある一日

白根美代子さんの描いた絵。ご夫妻ともとても気に入ってお家にかけていらっしゃいました。 夫婦の目つきがいいね、と描いた本人が言ってました。 懐かしい。みんなあちらに行かれてしまった。あちらの世界の方が賑やか。

そろそろ冬ホカペ取り合う猫がいる

ママが昨日からカリカリと缶詰を混ぜて出すのよ。 初めは新メニュー、と思って食べたんだけどなんだかニャー。 カリカリをきっちり40X3匹で120グラム容器に入れて完食を目指す飼い主です。 先生に缶詰しか食べないなら混ぜてみてと言われた。 自分が食…

猫缶に栄養なしと知る晩秋

十兵衞の背中を触るとガリガリしている。 よく食べるのになぜ太らないのか、先生に聞いたら人間でいうバセドー氏病を疑ったほうがいいかもと言われる。年寄りが全力疾走するように消耗する病だそうだ。検査は次の時にしてもらう。それですごく基本的に猫はど…

長雨やドッペルゲンガーも老けて

昨日ユニクロの裏を歩いてたら山口ナンバーのパトカーが停まっていて、フロントに 「アルゼンチン」と書いてある。多分ラクビー見に来たアルゼンチンの要人がいるに違いない。店に入ると外人でごった返している。長居は無用と棚と棚の間の通路に向かう。 向…

秋深し自分の好みを色分けし

愛し合うわたしたち 急に寒くなってきた。もう10月末だから当たり前だが着るものに迷う。 先日思い立ってクロゼットの服を色別に分けた。 黑、紺、ベージュ、カーキ、グレー、白、その他。 季節も種類も無視して色だけで固まりにすると自分が何を好きか、重…

ギリギリに咲く朝顔よ急いでね

白い朝顔咲いた。秋の季語といえど遅咲きだなー。真っ白で清々しい。 この写真を撮る時自撮りモードになっちゃって空に向かった自分の顔も撮れた。 シミだらけで驚いた。よそ様にはこのように見えているのだ。 白内障の手術をして自分の顔を見てショックを受…

秋風や猫に腰痛あるまじく

朝、起きたら右の腰が痛くて起き上がれなかった。 左側を骨折して、右もかよ、と思うとツライ。 で、ベッドに座ってちょっと体操した。 足を折ったあとから約2年月に2回「フェルデンクライス メソッド」を基本にした教室に通っている。どんなものかと言わ…

台風や非常ボタンの赤い色

台風が来る。 前回ガラス屋根が吹き飛ぶという想像もしなかったことが起きた。 今朝緊張してベランダを片付ける。2時間ほど作業したら足腰立たないほど疲れた。 ノロノロと出かける支度をしてふと南側の窓を見ると白いものが見える。 白い朝顔が今朝初めて…

身にしむや昔の店の今は無く

銀座から日比谷に歩いて行く。 途中宝塚劇場の前は出待ちと言われるファンでいっぱいである。帝劇もラマンチャがかかっていて人が出ている。東京の夜は華やかだ。 さて、新装成った東京會舘はすごく高級感溢れる建物になっていた。車寄せはパリのホテルのよ…

孤島という異界に遊ぶ神無月

飛族 作者: 村田喜代子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/03/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 今晩は村田喜代子先生の谷崎潤一郎賞受賞のパーティーがある。 着物を着ようかと思ったが億劫だ。 タンスを覗いたら20年以上前に買ったコ…

暮の秋というくらいの暗さかな

昨日の午後画廊の周り200軒くらいが2時間弱停電した。 エレベーターも止まり階段で上がってきてくださった方には懐中電灯をお渡しして鑑賞していただいた。部屋はお互いの顔がほの白く見えるほどの暗さで水彩人のメンバーとおしゃべりを続けた。絵にはそ…

美術展あまた上野を訪れよ

上野に行くと必ず目に入るこの幕がどことなく父の字に似てるな〜、といつも懐かしく思う。会館に入って誰が書いたのか聞いたら篠田桃紅だった。こんな字なんだとしみじみ見る。まもなく命日の父と同世代だ。 どんなのがいい字なのかと父に聞いたことがある。…