2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第8回Web句会

今回、満点句がございます。鎧戸や千六本の冬の空シルエットが浮かび上がる素敵な句だと思います。以下、全投句と選句の結果です。今回、鶉が幹事担当いたしました。白足袋の薄さ冷たき年の暮れ 鶉(飛行船・柚・万作)新しき箸買い求め年迎ふ 柚三ヶ日眺め…

自選句 一年を振り返って

わさびウルビノのヴィナスのおなか春来たる(初句会)幸福の手紙を配るみずすまし(夏)黄落や後ろ姿の妻を描く(秋)鎧戸や千六本の冬の空(冬)いて丁春の鯉ぬらりと水のもちあぐる(春)倦怠のアスパラガスを茹でこぼす(夏)フルーツ店の空き箱高く秋立…

せまくてもきみとボクとは義兄弟

2年前 お得意様に絵のお届けに伺う。 来年は大変な年になるよ。昭和初期の時代が来る。と言われる。 「昔は、朝ご飯を食べ終わると残ったご飯をお握りに結んでお新香を添えておく。ご飯食べられない人がやって来るとそれをあげる。ただでは申し訳ないと言っ…

ネコにポインセチア

ボクにはなにもない。 これはオレんだよ。

今年最後の句会

近年まで俳句をするなどと考えたこともなかったのだが、じわじわとこーいう方向に向かっていたのだとも思う。まさにこんな気分だ 絵心を俳句に託して年を越す侘助やひとえまぶたに紅をひき 欠片をつなぎあわせて雪女 凍蝶の淡き野心を君知るや 町はずれ夫婦…

第十一回そろり会

1.折れそうな心励ます冬桜 柚(あまり)鏡より夜となり卓の冬林檎 あまり(いて丁・飛行船・鶉)侘助やたれに遠慮で猪口に咲く わさび(いて丁)大雪や雪なき街の夕まぐれ 飛行船(あまり・わさび)しきしまのやまとのいろは散紅葉 いて丁(あまり・柚・万作…

気の長い歯医者さん

虫歯がある。子供の時に詰め物して長いこと来て、そのあんばいが悪くなって、「名医100選」みたいなの読んで行った若い歯医者で無理な治療をされて、歯が4面体だとしたら1.5面くらいしか残らなくなった。だんなが昔からかかっているトコに行って、詰め物を…

クッションはビトンの鼻と同じ色

ままのお土産だ。2日留守をしてたら猫が荒れている。大事にしているクリスマスベアの帽子だけ床に転がっていた。ジュウベイは陰険な顔をして寄ってこないでビトンを噛んだりしている。多分誰もいないと不安なのだろう。出かける前にはもっときちんと説明しよ…

白い犬ひなたぼっこの飾り窓

のどかにゆったりくらすんだ

佐賀市内観光地にはあらずして

7階の部屋からの眺め 夜は満月 朝は東雲 いつものコースのお散歩だ 初めて佐賀に行った。住み良さそうなちょうどいいサイズの地方都市のように思われる。泊まったニューオータニホテルは佐賀城のお堀に面していて、間に道路が無いからお城の中に建っているよ…

ピカソ

パリのピカソ美術館が改装工事中で、どっさりピカソが日本に来ている。「絵描きで誰が好き?」と聞かれて「ピカソ」という人は意外と少ないような気がする。でも好きでも嫌いでも「ピカソはスゴイ!」というところで異論をとなえる人も少ないと思う。今回も…

きみはブルックナーが好きなのか?

フルオーケストラはかっこいいなー。 ブラボー! クラシック音楽というのも、聞き慣れない曲は退屈だ。何度も何度も聞き込んで良さがわかる。 繰り返すことの重要さ。クラシックに限らず何でもそうなのよね。文学、芝居、絵画、語学、仕事、人間関係......。…

猫二匹来て3年目になりにけり

こんなにかわいかったのよね。 メタボネコ。 夫がカリカリを買って来て棚に仕舞いながら「あれ、9袋買ったと思ったけどなー、8袋か?」と言っている。夜中カリカリ音がしている。一袋私のクロゼットに持ち込んで食べているやつがいるのだった。すばやい!…

国民に誇れる仕事自分から

公務員倫理週間 霞ヶ関で信号待ちしていたら、そう書いた懸垂幕が下がっていた。 これは公務員の皆様が「国民に誇れるような仕事を自分からしようではないか」という決意表明なのであろうか?そのフレーズの何処を強調したいのだろうか? デパートに行って「…

第7回Web句会

選句結果以下のとおりです。 手近の画集をパラパラめくって「人形」出題しましたが、自滅。「ヒトガタ」とも読める人形は、音として固くて苦労しました。「うさぎ」にした柚さんの句は、素直でしみじみしていいな〜と。鶉ちゃんのも上手い。(それにしても何…

あら師走いつのまにやら走り出す

急に寒い。ジュウベイは私が掛けて寝ているフリースを食いちぎろうとするのだ。噛みあとが点々と付いている。今朝、「そんなことをしてはいけない。なんのためにもならない。」とコンコンと言い聞かせたら止めたけど,ちゃんと憶えていることが出来るかしら?