ぴりぴりと 辛い山葵に 育つんだ


伊豆の山葵田。



お絵描きと、句作はよ〜く似ています。
材料はふんだんにあって、誰に対しても平等ですが、何を描くか、何を詠むか、どう料理するかというところが腕前なのですよね。無限の楽しみがある、ということでもあります。どちらにしても対象に敏感になりますから面白いワン。



団体様 ご到着です 目白かな



句会で、「なんだこれ。意味わかんないなー」「椿山荘のことですかね。」なーんていってるのが聞こえる。先生だけが取ってくれたんだけど、目白はもちろん鳥のメジロで春の季語なのよっ!でも大爆笑で今回の句会も無事おわりました。みんなドンドン上手くなっている。がんばろう。



朧月 遊体離脱してみたし
モジリアニ 花冷えた眼を残しけり
友の嘘 独活の苦さのほどなれど
夜桜や 座敷わらしも 外を見る
年波が 寄せては返す 彼岸かな
蒸鰈 薄皮指にはりつきぬ



ゴンベイ改め わさび