冬晴れや母の形見の大島で


着物は着続けないと着る感覚が初期化しちゃう。
母の大島と柚木さんの木綿の半幅帯。とても好きな組み合わせだ。木綿の帯は滑らないので扱いにくいが大島だと比較的締め易い。気分的にはワンピース。
で、たまに半幅結ぶとどうやって結ぶのか判らなくなることがある。二巻きしたら垂れを手に被せて結ぶ。引き抜かないで輪になった部分をさらに手にかけて結ぶ、って言語化してから迷わなくなった。





言行一致で下駄のツボは赤です。




昨日の老ける話しの続きだけど、羽織り着ると更に8才くらい加算される。
思い返せば、席を譲られたのは必ず羽織りの時だった。目が慣れていないせいだからだと思う。羽織姿の女性を最後に見たのは田舎のおばあちゃんだった、って感じがしませんか?