うっかりと読んだ本の怖さかな

取り組む本がないので、書棚にある本を読む。富岡多恵子の「遠い空」。スゴイ本だった。28年前の短編集だが、読んだ覚えが全然無い。人間の生と性の虚飾を剥ぎ取って書き切っている。こんなの向かい合いたくないから30代の私には理解出来なかったのだろう。頭の良い人って怖いなー。

遠い空 (1982年)

遠い空 (1982年)