2011-01-01から1年間の記事一覧

りんごの木夢を遺して消えにけり

全然知らない外人男性な訳だけどショックだ。56歳の若さでジョブズ氏の訃報。 デザインがきれいというだけでもう10年以上macを使って来た。使いこなしているとはとても言えないがもはや手放せない。これが無ければ世界はもっと違った様子であるだろう。天…

カーテンを開けたら秋になっていた

週末、ベランダのグリーンカーテンを片付け土も出して植木鉢を洗う。土だけにしておくと猫がトイレにしちゃう。スダレを外し、カーテンを取り替え花ゴザも仕舞った。ベッドを冬の位置にしてマットも布団も取り替える。やって良かった。あっという間に秋にな…

気の遠くなるまで生きて耕して   永田耕一郎

昨日書いた「NHKスペシャル」みたいな句だな。 これもね。生きかはり死にかはりして打つ田かな 村上鬼城 俳句を作るのは面白いけど、自分の句より遥かに良い句がゴマンとあるの。 絵を描くのだってそうだ。それでもたまにこれは、というものが出来ることがあ…

暑さ寒さも彼岸まで

とはよく言ったものだ。 昨夜の9時からのNHK、宮崎県の87歳になるおばあさんのドキュメンタリー。深い谷間の土地(五千ヘクタール)を7カ所くらいに分けて順々に野焼きする。焼いた場所からは新しい芽吹きがあり30年経つと森になる。30年目に木肌を削…

面白きことも無き日よ秋刀魚焼く

今月の句会枝豆 茄子と干しえびの煮浸し ピーマンとカシューナッツの炒め物 揚げ出し豆腐 金目鯛の塩焼 メンチカツ 炊き込みご飯3種 栗ごはん 松茸ご飯 鮭ご飯 巨峰 Tさんのお父上が釣った金目鯛、ウロコを取ってお腹を出して筒切りにしてロースターでこんが…

足るを知る時はいま

東京おぼえ帳 (ウェッジ文庫)作者: 平山蘆江出版社/メーカー: ウェッジ発売日: 2009/02/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 44回この商品を含むブログ (17件) を見る 7月3日の日経文化欄、北村薫氏の「蘆江の鞭」から引用する。 東京名物のひとつに太々餅…

ゆるゆると走る銀座よ秋凉し

前から一度乗ってみたいと思っていた自転車タクシーに乗った。人が走るくらいの速度でゆるゆると銀座を流す。3、4年前はよく見掛けたけど最近は観光客が減っていることもあり滅多に見かけない。村田先生の奥様と、我々はきっと中国人の金持ちに見えているに…

今日から村田省蔵先生の個展です

昨年の日展出品作品 村田先生と当社は創業の頃からのお付き合い。流石画業60年の油絵は素晴らしい。円熟という言葉がぴったりだ。写実に留まらない心象の技とでもいうのか、是非多くの方に見ていただきたい。 今回の個展「金の美」という金沢美大の同窓生…

馬追いが跳ねて逃げゆく銀座かな

ビルの壁に止まっている大きくておなかの辺が赤い虫、触ったら跳ねて行っちゃった。やっと長い台風も去って今日は爽やか。それでも銀座は人出が少ない。デパートも中国人観光客がめっきり減って去年は人ごみを縫って歩くのも難儀だったのが嘘のようだ。賑わ…

ナイターやビール高くて雲低し

週末の台風接近中の神宮球場巨人ヤクルト。な〜んと紙コップの生ビールが750円だ!おかわりする気にはならなんだ。久しぶりの野球で知っている選手が3人くらいしかいない。どうやって応援するんだと思うかもしれないが、うちは子供の時からアンチ巨人とい…

島田紘一呂猫お待ちしてます8日まで

よく似たポーズを探したけど なかなか無いものだ これなんか今にも動きそういつも動いてる

沖縄やゴーヤの種は赤く濡れ

9月になると気分は年末に向かう。四季のある国は慌ただしい。ベランダの緑のカーテンも葉を落とし始めた。左端がフウセンカズラ次ゴーヤ、全体にぼうぼうとした葉っぱは昼顔なのだが一つも花をつけなかった。ゴーヤも手の平にすっぽり入るくらいの実が十個…

芸術の秋はじまりぬ六本木

アサイチで国立新美術館の二科展に。311の影響の見える作品が多く、また力の入った絵も多いように思った。見ている私の意識も変わっているのか訴えて来るものに素直に応じられた気がする。3階までのスペースをほぼフルに使っての展示で平日午前だから空いて…

台風や煎餅湿気て雨ふらじ

大雨だ大雨だと天気予報はいうが雨が来ない。じめじめと暑い。ぱーっと降ってほしい。朝築地のオフィスで会議の後、場外市場を通り抜けて鮭の切り身と鱈子を買う。デパ地下で買う半値くらいではなかろうか。このまま帰宅するなら鮪の冊もわさびも花鰹も松茸…

タオルケット洗って仕舞って夏果てる

四季のうち果てるのは夏だけ。つまり夏が一番勢いのある時期だというアレゴリーなのだ。 それでもう8月も今日で終わり。朝夕めっきり涼しくなって過ごしやすい。 今年の「日曜画家コンクール」も先週無事終わりました。震災の影響があるかと思ったけどほぼ…

白カンバス殺め続けて生御霊

ブログ遠ざかるとなかなか書く気がしない。続けることの難しさを飽きっぽい私はスゴク感じる。短い夏休みは田舎で過ごしたが地デジでテレビが見られなくなった。ラジオで甲子園野球を流していると「昭和の夏」だった。でも6歳くらいからテレビあったのに勝…

暑中お見舞いもうしあげるにゃ。

クーラー点けて。お願い! そうそう!

冷房節約してなんになる

ランチに近くのレストランに行く。吹き抜けの二階にあるイタリアンだが冷房が効いてなくて暑い。ウエイトレスに暑いというと、温度をグッと下げてくれた。客が言えばエクスキューズが効く。働いている人はもっと暑いはずだ。ちょっと前は冷やしていると非国…

さらば日経

3大新聞とどうも相性が悪いので30年近く取っていた日本経済新聞。文化欄が好きなのと記事が淡々としているのが良いと思っていた。しかし311以降、原発が無くては経済界は成り立たないという論旨にうんざりしてきた。日経と赤旗取るとちょうどいいって…

夏の髪

中途半端な長さでくせ毛で夏は始末に困る。ストレートパーマかけちゃおと思って初めての美容院に。9時から営業という近所にはかって無い店。ストレートにしたいと相談すると、生まれつきの直毛とは違うので今の長さだとかえってはねるかもしれないと言う。…

タンロースカルビ夏の夜老夫婦

出先からの帰りが遅くなったので外食に。いつもは予約する焼肉屋に飛び込みで行く。日曜なのにがらがらで子連れゼロ。私たちが居る間延べ五組しかお客さんがいなかった。しかし驚いたのは男性はうちのダンナ以外は一人だけで後は全部30から40くらいの女性だ…

真珠落ちて月夜となりぬ蟻地獄

句会のお題が真珠でした。 晩夏光トレドの真珠読み返す 句友、飛行船の句。「トレドの真珠」という小説があるというので読む。作者はメリメ。 エトルリヤの壷―他五編 (岩波文庫 赤 534-1)作者: プロスペル・メリメ,杉捷夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1…

夏野菜即身仏の近道なり

最近は日にちが経って発見される遺体は腐乱しないでミイラ化してるそうだ。昨日のブロッコリー見ると納得。自分で料理するものは選べるけど外食のものは判らない。でも、もう選べないのかも。選んでいたら飢える時代に入ったのだ。 蓮が咲いたの。なむあみだ…

なでしこを見て鳥肌が立ちにけり

早朝からなでしこジャパンを見てなでしこジャパンを見てなでしこジャパンを見た一日であった。 素晴らしいとしか言い様がない。しかし決勝に出ると決まった時に何故宮様とか日本のサッカー界の要人とかドイツに行かなかったのかしら。アメリカは副大統領夫人…

ステーキのパセリあたりの涼しさよ

わ〜〜〜、もう金曜日だ。今週の句会冬瓜とエビの冷煮 アニーの卵焼き 鶏と茄子と獅子唐の焼き物辛味噌だれ 茄子の忘れ煮インゲン添え 鰯の甘露煮 さつま揚げ 冷や汁 松茸ご飯 笹団子 とってもベジタリアンでかつ充実した句会でした。 句会ブログはこちら ht…

夏野菜ならんでたのし盆のうえ

すばるさんが畑の物を送ってくれた。手作りのマーマレード、立派なニンニク、実のつまった莢隠元、キュウリ、なすたまねぎ、それに魚沼のお米。これだけのものを畑から耕して作るって私には夢のようなことである。 あたちのものはなかったにゃん。

炎天に負けず胸張るおまわりさん

定期検診。この4、5年血圧が高めだが今年は大丈夫だった。 血圧測定中に3階の窓から交番が見える。短パンランニングの外人男性がお巡りさんにカメラを向けている。お巡りさんも胸を張ってにっこり笑ってポーズして可愛かった。リラックスして測ったから良…

節電はだれのためだかわからない

毎日1万円もらえるとする。使わなければそのお金は返さなくちゃいけない。貯金は出来ない。という状況だったら毎日1万円使いますね、私は。 毎日5000万キロワット発電している。使わなくても発電していて蓄電は出来ない。それなら使うのが正しいんじゃ…

かげろふやただまぼろしのまつりごと

大きな災害が起きたのに政治は立ち往生だ。もう内部崩壊するまで徹底的に今の内閣で気が済むまでやったらいいんじゃないかしら。 ふんばろう東日本の西條剛央さんがtwitterに書いている石巻の避難所の様子。 saijotakeo saijotakeo 市街地の150人の避難所に…

みちのくに人手おくるべし葉月

今日の武田先生のブログ、節電は本当に必要なのか?を読んでほしい。あの海江田さんが「停電の恐れがある」と発言した夜の地下鉄を忘れない。一週間前に多くの人が帰宅難民となった、その記憶がさめやらない時だったからみんな電車に殺到した。計画停電で迷…