とはよく言ったものだ。
昨夜の9時からのNHK、宮崎県の87歳になるおばあさんのドキュメンタリー。深い谷間の土地(五千ヘクタール)を7カ所くらいに分けて順々に野焼きする。焼いた場所からは新しい芽吹きがあり30年経つと森になる。30年目に木肌を削って味を見て耳を寄せて水の循環を確かめて木を切り倒し野焼きする。水分がたっぷりあれば新しい芽を出す十分な用意が出来ているのだと言う。焼いた土地は4年間はそこで作物を植えたり野草を採る。4年経ったら放置して次の場所を野焼きする。急坂を一日中歩き回って種を蒔き収穫しキノコを採って生きて行く。生きる名人を見た。何年もかけて撮ったと思われる映像。NHKえらい。