今年最後の句会

近年まで俳句をするなどと考えたこともなかったのだが、じわじわとこーいう方向に向かっていたのだとも思う。

まさにこんな気分だ
絵心を俳句に託して年を越す

侘助やひとえまぶたに紅をひき
欠片をつなぎあわせて雪女
凍蝶の淡き野心を君知るや 
町はずれ夫婦黙って食ふおでん
侘助やなにに遠慮で猪口に咲く


ポインセチアを詠みたいと苦労して出来なかった私に、先生の句が眩しい。

我が声をとほくに放ちポインセチア
猩々木の緋が目印や能の家

たしかにポインセチアって猩々の形をしている。獅子の舞と能の家。なるほど〜。