暖房の欲しき朝よ猫を抱く


 今朝はフェイクファーのついたジャケットを着てきたが、スカートの脚が寒い。冬なのだ。
 春に着たものは秋には着られない、としみじみ思っていた。迷う事なき冬になって、これはこれで楽なのだ。セーターとスカートかパンツの組み合わせで後5ヶ月過ごすのよ。それから頑張って着物着るのよ。着ないと夢中になった時間に申し訳ない、と思いながら一日延ばしにしている。着物の女性像がモチーフの青柳ナツエ先生の個展で着そびれて、気持ちが初期化してしまった。
 着物は何が面倒かというと、洋装とかぶる部分が何もない、ということだ。
下着、靴下から何もかも普段と違うものを着るって、えいやっと思わないと着られない。このブログで何度も同じようなことを十年も書いていて、まだ慣れない。しかし、あと何年着られるというのだ。元は取れないかも。



スズメだ!