風邪ひいて引きこもれば猫まみれ

 わたしの風邪は大概お腹からくる。わかっているのになー、食べ合わせが悪かった。さむくてさむくて足の裏にホカロン貼ってやっと温まる。そこにワラワラと猫がやってくる。重くって寝た気がしない。仕方がないので起き上がってソファに座り、ぱらぱら積読本を眺める。こんな時俳句をするようになって良かったと思う。字が大きくて読んでていろいろ想像がふくらんで楽しい。「笑う子規」で
一番好きだと思った句。


 内のチョマが隣のタマを待つ夜かな


猫好きにはうれしい句ではありませんか。猫の恋という季語をこんなふうに詠むのだ。正岡子規の本は何も読んでいない。教科書で「病床六尺」を読んで大食いなのに早世な人としか印象が無い。俳句やってますと言えないな、と反省してアマゾンでポチッ。



  うちのビトンが何かを待ってる師走かな