節分や猫争ひて豆を追ふ

子供の頃飼い犬が豆食べちゃうのでお腹こわさないようにすぐに豆を拾っていた。猫は遊ぶだけだから心配ない。今朝の東京新聞の漫画「おーい、栗の介」のワン子は、ばりばり豆を食べていた。この柴犬可愛いわー。朝の楽しみ増えてうれしい。

今年になってからろくに本を読んでいない。句集や俳句の本は読んでいるが、読みたい小説に当たらない。「シャンタラム」という養老孟司先生の読み出したら止まらぬとの推薦が帯にある本を期待して読み出したが、どうにもストーリーの中のボンベイのスラム街に入れず脱落。あ〜あ、損した。近くに大きな蔦屋が出来て嬉しいんだけど広すぎて欲しい本が見つからない。見つかっても目移りして買えない。うちも月刊誌出しているわけだが、大型書店では埋没する。お客さんの顔が見えているちいさな本屋なら、あの人は絵が好きだからとか判って注文してくれる。そんな本屋が毎年どんどん姿を消して行く。それは小さな出版社を直撃する。取り次ぎはポスデーターでしか売れ行きを判断しない。こうして選択と集中が進んで行くと、同じような情報しか得られなくなるのではなかろうか。テレビは既にどのチャンネルも同じに見える。本に同じ道を辿って欲しくないが、結局古典に還るということしかないかも。

あっちから、                    


こっちね。