返り花コパカバーナに二万キロ

年末は気忙しいと言っているうちに新年に突入する。南の国でのんびり、なんて夢でいいや。

今朝NHKニュースで携帯ゲームの会社の事を報道していて初めて仕組みが判った。とにかく世の中は暇つぶしに向っているのだ。テレビに始まってパソコン、携帯と暇つぶしの仕組みが高度になって来たのだ。みんながパチンコ屋を携帯しているようにも思える。儲からないけどちょっぴりずつ時間と小銭を盗まれるの。



家の近くに「蔦屋」の大規模本屋が出来たので出かけてみる。2階建てのすっきりした店が3軒、本屋と文具、カフェ、コンビニを併設している。たいへん洒落た造りでドイツとかのようである。「俳句の本はどこですか。」と聞いたら最初のスタッフでは判らずチーフのような人が教えてくれた。ちまちま空間が区切られていて場所覚えるの大変そうだ。俳句本は棚一段しか置いていない。駆逐されないように天野祐吉南伸坊の子規の本買う。力が抜けるような選句でたのしい。

笑う子規

笑う子規


新名所になりそうだが朝7時から深夜2時まで営業ッてどうなのだろう。顔なじみの書店員なんて望めない。それこそ「本屋は死なない」の対極であろう。それに新しく出来る商業施設はどこも同じように洒落たつくりでつまらない。「変わらない」という価値を考えたいものだ。