穀雨かな高層ビルも濡らしけり

新国立美術館に公募展見に行く。同じフロアでセザンヌをやっていて、空いているので見ようかな、と思う。しかし切符を買うには雨の中、外の切符売り場まで行かなくてはならぬ。館内に大きな受付があるのは何のためなのだろう。美術館は何処も経営が大変だと聞き及んでいる。ポロック展のポスターに「これが200億円の絵だ」と惹句が付いたのも入館者を増やしたい一心で、品がないという声も聞かれた。新国立は展示の入口で切符購入出来れば、今より10%は入場者が増えると思う。お茶でも飲んで一休みしている間に、もう一つくらい見たいわね、という気分になると思う。なんでそうしないのか心底不思議。


なんでって、ワタシに聞かれても、、、