大地震の後に残りし大憂鬱


余震というが余震なのかしら。余震というと本震より小さいのが基本だけど、あちこちに場所を移して揺れてるのがイヤだ。3月11日2時頃地下鉄の駅から出て地上に立った時冷たい風が吹いていて、こんな風は初めてだ、はっきり意味を知らないのだが山背という言葉が頭に浮かんだ。オフィスで辞書を引いたら凶作風ともいう冷夏に飢饉をひきおこす。というようなことが書いてあってその直後の地震だった。あれから一月、その風は今も吹いている。骨まで突き刺すような風だ。早く止んでほしいと祈っている。人間は所詮大自然にはかなわない。地震来るならそれも仕方がないが、災害地になかなか援助が行き届かないのが見ていて憂鬱になる。句会の後に初動の時ヘリが飛んでも支援物資を投げ落とさないのは何故なんだという話しになった。落とすには事前申請がいるとかなんとか男性陣が説明してくれたが、女性はみんな自分が責任を取ると言って事後承諾で落とせば良い、という意見であった。これだから女は軍隊に向かないのよね。犬と猫の差。犬ぞりあっても猫ぞりはありえないものね。でもヘリコプターで原子炉に水かけたのなんか米軍がガールスカウトか、とあきれていたそうだ。ヘリコプター操縦出来る人材だって限られてるのだからもっと考えてほしいよ。