長月はいったいどこに去ったのか

夏が暑くて長くて、ついこの間涼しくなったので、どうも今が既に十月であるという気がしない。
来月は当然だが十一月である。1年の過ぎ行く早さが身に沁みる。朝、駅のホームに着いたら、停電があったとかで、電車が遅れている。何人かの人が、携帯で「電車が遅れてるから、先方に連絡してくれ。」って話している。遅れてる、ったって4分なのだよ。4分で約束の時間に、間に合わないように出かけるんじゃない、と思うけど、最近の人は携帯依存が激しいから、若い人程時間にルーズだ。まー、こうやって色々時代と齟齬が生まれてくるのが、年を取るということなのかもしれないわね。