平常心保って春の日を過ごさん

 日曜の朝、最近冷凍食品を整理したばかりで食糧備蓄が無いのでスーパーに。保存食は見事に売り切れている。お米も無いのだが玄米は残っていたので買う。ちょうどパンが搬入されて来たので、いつものパッケージ2個ともう一個大きなパック買う。でも考えてみたらこーいうことするから、後から来た人が買えなくなるんだと家に帰ってから反省する。九州産の烏賊と鯛の刺身、ピーマン、もやし、ごぼう、蕗、卵、豚肉鶏肉、チーズ、みかん、なんだか脈絡なく買う。東京は実質大きな被害は無く、交通と流通のインフラが少し不安定になっただけなのだ。不安でも節度を守らなくてはいけないわね。昼、烏賊とトマトのスパゲッティ。テレビで原子力メルトダウンの不安について延々と説明している。昨夜からうちに避難して来ている友人が、人間が制御出来ないものを作っちゃいけないんだ、と力説する。同感。夜、鯛茶と豚肉と蕗の葉の炒め物。
 一夜明けて東電の停電情報が錯綜している。停電すると電車が止まることに気が回らなかったバカな私。会社は通常通りと昨日全社員にメールしたが、慌てて交通手段に鑑みて各自判断するようにメールする。車で出社するかどうか迷ったが結局いつも通りメトロにする。普段と変わらぬ込み具合だ。銀座の画廊のメンバーは全員出社出来た。本日は「水彩人展」時間は繰り上げて5時までの営業とする。朝一番、通販で絵をお買いになりたいお客様から電話をいただく。九州の方。ありがたいことだ。国難とともに仕事も日常も続いて行くのだ。