猫と庄造と二人の女
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1951/08/25
- メディア: 文庫
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子供の時読んだと思うけどその時より理解力は30倍くらいUPだな。猫飼っている人には身につまされる描写がいっぱい。
隷属する喜びと危うさ。それよくわかる。新興宗教を持ち出すまでもなく、終身雇用、結婚にあてはめれば納得。
谷崎のなかでも読みやすくて面白い。初版の挿絵は安井曾太郎。豪華だなー。昔はデザイナーとかイラストレーターとかいなかったので、蒼々たるメンバーが装幀、挿絵を手がけている。サラッと描いた線が生き生きしていてステキです。(文庫版に挿絵は無いのが不満。)
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1951/11/02
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