好き嫌いは日々変わる

飆風 (文春文庫)

飆風 (文春文庫)

人間だけが「死」を知っているから寂しい、ということが書いてあります。
3冊くらいしか読んでないが気になる作家。

芥川賞の最終選考で「毒にも薬にもならない日常を書いた」保坂和志に負けて悔しかったことが書かれている。
車谷と保坂が同じ土俵で争うって、選考委員はどーやって決着をつけるのだろう?冷や奴と麻婆豆腐とどちらが美味しいかって聞かれてもねー。



カンバセイション・ピース (新潮文庫)

カンバセイション・ピース (新潮文庫)

保坂の本では大分前に「カンバセーションピース」を読んだけど、こんなの面白くて良いのかな?という疑問も自分に対して感じた。だってホントに「毒にも薬にもならない」という表現がピッタリなのよね。

最近なにが好きでなにが嫌いなのか良くわからなくなってきた。