秋という季節は名画のためにある
上野で時間があったので「コートールド美術館」を見た。
とっても良かった。こじんまりした点数で名品揃い。
ポスターになっているモネの「フォーリーベルジュールのバーメイド」
素晴らしい。本物の絵の情報量を再確認した。
ゴーガンの「Never more」素晴らしい。
全くネバーモア(これ以上ない)だった。
ゴーガンは西欧文明から逃げて南太平洋の島に行った。
だけど自分のどの引き出しを開けてもキリスト教が出てきた。
裸婦の枕が金色に輝いて見えるのはマリアの光背だ。
いろいろ解説したい気もするが、ぜひ見てください。
絵の解説を読むと先入観になる。
自分のナマの感情で見るクセを着けないと絵と素直に対話できないと思う。