ビリーズキャンプ in 歌舞伎

コクーン歌舞伎を見に行った。
本当の歌舞伎というか歌舞伎座で演るのとは違った面白さイッパイで毎年楽しみにしている。
今年は「三人吉三」。この出し物も歌舞伎座では通しで見たことが無いので「フ〜ン、こーいうことだったのね」と勉強になった。コクーンの演出は終幕の前の場がいつも陰々滅々と暗ーくて、イヤになるほどなのだが、これは思いっきりカタルシスを爆発するためのお約束で、今年も最後は真っ白な舞台に雪が降る大立ち回りを堪能した。
 そして、ナント!3度目のカーテンコールで勘太郎さんが捕り手に扮した15人くらいとビリーをやったのよ! あ〜ビリーやっててホントに良かった!みんな歌舞伎役者だから一糸乱れずとっても素敵だった。歌舞伎がこういうふうに流行りものをちょいと入れるのは「助六」などでもお馴染みだけど歌舞伎は本来カーテンコール無いから、コクーンではのびのびお客さんの拍手を全身に浴びて,見ているほうも楽しくて幸せになりました。これは腹筋バージョンの肘と膝を寄せる運動です。