過ぎてゆく後ろ姿や白い靴

台風一過で良いお天気。風もさっぱりと気持ちがいい。
白い靴は夏の季語。


  今日までと思い定めて白い靴


この靴もさんざん履いている。なんかキタナイ。白い靴手入れするの難しい。


それで選択肢の話、昨日の続き。

 食材を買った時、クッ○パッドとか見て料理すると、なんだかおいしくない。
その記事が悪いのではなく、もう何十年も生きてるのに新しい味に挑戦するのがいけないような気がしている。
 自分が好きな味は、ほとんど確立している。自分で料理するのは、少量でいいので、できる限り素材を吟味する。油、調味料は良いものを使う。自分の勘を大事にして、ネット情報という選択肢は捨てるのだ。


 こんなことを思っていた時に見つけた本。土井善晴さんは東京新聞の日曜版に料理記事を書いていて、ポピュラーな家庭料理をもう一度丁寧に教えてくれている。
 すばるさんのブログで、彼が「そんなうまいもんばかり食いたいかな。飯汁香がケの食事の基本で、今はテレビでハレの料理ばかり見て、結局料理を敬遠している。」と言っている、というのを読んで、今の時代にピッタリくる警句のように思った。

この本は料理本ではない。
布巾の使い回し方なんて、ホー、と思う。
料理の奥深さがわかる。何も知らないで来ちゃった。


おいしいもののまわり

おいしいもののまわり