読みたかった本を映画で良夜かな

高慢と偏見 [DVD]

　日曜日の夕方５時頃、なんとなくテレビつけたらCATVのミステリーチャンネルだった。イギリスの映像で、クラシックな探偵ものかと思ったが、ぜんぜんそれらしくない。でも妙に面白くて、途中でそれが「高慢と偏見」であることが判り、引き込まれて見終わったのは11時だった。途中夕食の用意もせず、友にもらったホテルオークラのハヤシライスをTVの前で食べた。
　私はこの本をズーーッと読みたいというか読まなくてはと思っていたのだ。しかしなにか社会的な本だと思い込んでいて、まさか高慢な男性と、それに偏見を持った女性のラブストーリーだなんて全然知らなんだ。私って何を考えていたのだろう。学校の時読むべき本に挙げられていたような気がする。それを読まなかったトラウマかしら。で、とにかくスゴク面白かったので、昨日文庫本を買った。読むのが楽しみ。
　DVD全力でお勧めします。キャスティングが素晴らしいし、ディテールまで行き届いた流石BBCとうなる出来です。「彼女は私にとってもっともハンサムな女性です。」ってダーシー（プライドの男ね）が言う所にグッと来ちゃった。200年前の小説なのにね。乙女心が満開になりますわよ。