面白い本に当たって風立ちぬ


荒地の恋 (文春文庫)

荒地の恋 (文春文庫)

 週末、夕食済ませて読み始め夜中の1時に読了。最近久しぶりの一気読み。面白かった〜。主人公の人生を伴走した感じ。詩人は関わりのない人だと思って来たし、まだ思っているのだが、この本は開けっぴろげのノンフィクションを軸にしているので、全然違和感がない。詩人は生活力が疎かな人かしらと思いましたが、バンバン生活していくことに疑問を持たないと詩は書けないのかも。荒地(あれち)というのは主人公の属していた同人誌の名前。あまりにピッタリの名前でオノノク。




籠に収納していた衣類をすべて掘り出して外を荒地とするジュウベイ。