首筋に名前の刺青ネイマール
それで、サッカー選手がいっぱい刺青しているのは何故なのだ?
カッコいいから?年取ったらさぞや汚くなると思うのだけど、ビックリする程彫り込んでいる選手が多い。
それに触発されて本棚の谷崎潤一郎の「刺青」をバッグに入れて出た。昼食の担々麺が出て来るまでに読み終えられる程の短編だが溜息が出た。彫りの痛さ、彫師のサディズム、女郎蜘蛛を背中に彫られて妖しく変身する少女。それこそこちらの想像力に刃物が打ち込まれて来るようだ。今時の長い長いミステリーでは味わえないのだった。
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1969/08/05
- メディア: 文庫
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