世紀の日本画展、と堂々と言ってみる 


http://www.tobikan.jp/exhibition/h25_inten.html


 開会に際してNHK会長の挨拶があって、その人が新しい会長だと思ったのよ。(先週のことです)で、そんなに悪い人じゃなく見えましたが、その方は前会長だったのね。ガックリ。

 それで大きく出た展覧会名にふさわしい、行く価値のある展覧です。院展の作家百年史で、写真でしか見たことのない絵をたっぷり見ることが出来ます。速水御舟今村紫紅が好みですが、他にも面白い絵が沢山。絵は省略が命だと、つくづく思いました。
 去年の「一枚の繪」8月号アトリエ訪問の、北田克己先生の浮遊する女性像が圧倒的でした。本物見なくちゃ判らないことはいっぱいあります。