アントニオロペスガルシア展


アントニオロペス展を見る。同名のファッションイラストレーターがいて、その人だとばかり思っていたのでポスターの絵を見て驚いて見に行った。ポスターの少女の絵は超写実である。しかし50年代のつまり作家が20台の絵はバルチュスと国吉を混ぜたようなノスタルジーを感じさせる。シュールレアリズムもありたいへん惹かれる絵だった。しかし年を経ると普通の写実風景になるのは何故?キラキラしていた生活の中の一瞬の美は、謎はどこに行ってしまうのか。あの緊張した時間は継続不可能なのかもしれないと考えてしまった。でもその貴重な初期の絵はとてもいいのでお勧めします。