二月入り嬉しき知らせが届きたり

俳句の師匠の大木あまり先生が、読売文学賞をお取りになりました。

うれしいうれしいうれしい。
あまり先生は無所属で結社もつくらず独自の道を歩んで来た俳人です。過激で鮮烈な句風だと私は思っています。

きちきちと鳴いて心に入りくる

  きちきちって虫の名前ですか?と臆面も無く聞いたのは私です。


星涼しもの書くときも病むときも

  今回の受賞作のテーマ。

星涼―大木あまり句集 (ふらんす堂俳句叢書 Serie du Blanc 1)

星涼―大木あまり句集 (ふらんす堂俳句叢書 Serie du Blanc 1)


句会をはじめてちょうど4年目に入るこの2月。やっと輪郭が判って来たかしらという初心者の集まりですが、ご指導いただいたことの幸運を噛み締めています。


ひとごとがかくも嬉しき二月かな