ヘアスタイル

9月号の「銀座百点」の俳人黒田杏子さんの「銀座、いのち」というエッセイが面白い。この「いのち」は髪のこと。
黒田さんが博報堂に勤めていた時、服飾研究家の南部あきさんに、「男性に伍して堂々と生きていくために必要なのは自分にふさわしいヘアスタイル」と名和好子さんの美容院を紹介される。其処で「髪のことはすべて任せて、惜しみなく働いてゆこう。」と思える美容師さん会い、今日まで通い続けている。その後大塚末子さんに出会い、着るのは、もんぺスーツ一辺倒になった。大塚さんには「年を取ったら日本女性には束髪か断髪しかない、」と言い切られたというのも爽やかだ。とってもためになるお話しなのでチャンスがあったら是非お読み下さい。名和さんの着物の本は私も愛読している。大塚さんの本も持ってる。黒田さんは日経の俳句の選者で毎週読んでる。なんだかすごい親近感を持っちゃった。でもね、私はスゴク気が多くて何かに一筋というのは出来ない。ヘアスタイルなんかありとあらゆるスタイルを経たけどまだ迷っている。決めて生きられる人本当に羨ましい。