もちろん投票に行きました。

選挙速報を夜中まで見る、というのは我が家の娯楽のひとつである。
今回の結果、これを「ドミノ倒し」とか「地滑り」とかいうのだなと思った。なんてったって開票率0%の時点で既に民主が優勢だったのだもの。

政府が常に経済成長を掲げて成長する、といえばいいことのようだが、限界を知る必要もあるのじゃないか。友人に聞いたのだが、世界は2030年になるとゴミやゴミ化した建造物でスゴク汚くなることが予想されるそうだ。
それは説得力のある話だ。環境美化は人間の意識と実行力が伴わなければ出来ないが、現在は生産に歯止めをかけることを考えないようにしている。
 東京にいればそこら中ビルの建設ラッシュだ。超高層ビルを何棟も何棟も建てて電力の供給力が落ちたらどうするのだ。少子化すればテナントも入らずスラム化すると思うのは杞憂なのか。猫村ロボットをごまんと投入しても限界がある。
 日本人には「ちぢみ」の美学がある。それこそ「美しい国」への指標じゃないのか。
 今回の選挙で成長一本槍の姿勢の潮目が変わることを望みたい。

それから、これだけ多く国民の支持を受けた民主の小沢代表が健康に不安を抱えているのは問題だ。この勝利を花道に潔く後進に道を譲ればいい。そうすれば名が残ると思う。