旧友と黄落を踏む神社かな


 造形作家の石井春さんは、20年間ポルトガルに通いアズレージョポルトガルのタイル)の製作をしている。
来年の秋にはリスボンの、「ポルトガル国立アズレージョ美術館」が個展を開く。昔からある具象的なタイルに「釉薬のとろみと色に夢中」という彼女の目と手と感性で新しい光を当てた成果だ。
 東京の人だが、この10年京都に住んでいる。泊まりに来いと2年越しで言われていて、京都ならいつでも行けると思っていたが、今年は骨折したこともあり、行ける時に行かなくっちゃと出かけた。


京都駅の地下街「PORTA」の柱は、彼女の作品です。
ブルーが綺麗。


 忙しいのに、手料理でご馳走になる。湯葉の煮たの、鯖寿しが美味しかった。素敵に手を入れた日本家屋には、タイルがちりばめられていた。
すべてに前向きに生きている彼女には、ホント頭がさがる。尊敬してます。

ポルトガルワイン美味しい。写真下手でごめん。


翌日近くの下鴨神社に。期待していなかった紅葉が綺麗だった。



方丈記のレプリカ。