夏の終わり蛹は蛹のままでやんす


ね〜、蛹くんはそのままミイラになっちゃったのかしら?もともと生きているかどうかも定かではないお姿ですもの、どうなっているのかしら。台風を乗り切り今朝こそは、と思っているうちに羽化の野望を捨てちゃったのかしら。


月曜日、東京台風直撃の日は家にいた。
昼過ぎにテレビつけたらフレッドアステアの出ている映画をやっていて、なんとなく見たら、これがすごく面白かった。「バンドワゴン」という1953年のミュージカル映画で、あんまり素敵なので、最初から見るべくビデオ借りて見直したほどだった。(こーいう時は瞬時に借りられるアマゾンスティックがとっても便利。)
 アステア演じる落ち目のミュージカルスターのために、親友夫婦が脚本を書き下ろし、有力な演出家に演出を依頼、出資者も集めて舞台にかけるが、演出が重くて暗すぎ大失敗。全員気を取り直して巡業公演に出る。最後はニューヨークに戻って大成功のハッピーエンド。こーいう能天気に楽しめる映画大好き。この感じって宝塚に似ているような気がする。
一番好きだと思ったのが「三つ子の歌」で、スター3人がベビー服で赤ちゃんを演じる。このトリックが面白く、歌の内容も「ママが頑張って僕たち3人産んで、ものすごく不幸だ。もしここに銃があったら二人殺して一人になりたい。」ってとっても明るく歌うの。シュールだわ。

そうそうこの日の午前中はオリンピック閉会式だったのよ。もう遠い昔のことのように思える。
うちの首相は、サミットの頃からマリオ色のスーツ着てたわよね。なんであんな派手な青いスーツ着るんだろうと不思議だったんだけど準備してたんだ。