戦いはこれからなのだ秋暑し


914国会前に。
TwitterでSealdsをフォローしているのでデモのお知らせがガンガン来るわけよ。それで行きました。今回は体感として今までで一番盛り上がっている感じだった。霞ヶ関の駅に着いたら、金子兜太の「アベ政治を許さない」のプラカードを何枚かもっている人がいて、欲しい、と言ったらくれた。他のものなら、見ず知らずの人に言えないセリフである。ビニールのカバーと首かけ紐まで付いているの。それをかけて地上に出るとものすごい警備だ。


 


 横断歩道を渡りたいのだが通してくれない。どんどん人は溜まってきて「通せ、通せ、」とコールして柵の間を突破して進む。前回は国会議事堂を見ることもできなかったが、少しずつ一歩ずつ進む。そのうち進めなくなり、また「車道を開けろ〜」の大合唱になる。誰かが反対側はあいたぞ〜」と叫び、こちらの歩道からも雪崩を打って車道にでる。そこでハッキリ国会議事堂正面にいる私になれた。最前線まで行き、左に曲がると警察が先の道を塞いでいて人が溜まるばかりである。ちょっと怖いなと思ったら土手に立っている人が土手に引っ張り上げてくれた。隣のおばさんが「帰って息子のご飯作らなくっちゃ。」という。でもニッチもサッチも動けない。曲がってくる人に「とおれませんよー」と手でバッテンを作って呼びかける。「戻った方がいいって、言ってあげてよ。」と頼まれる。なんだか人として連帯感が生まれる。この間中「憲法守れ」「安倍は辞めろ」「戦争反対」「強行採決絶対反対」と叫びながらやるのである。参加者は60才以上が一番多いというのが私の実感だ。時間にも余裕があるし全共闘世代でもある。みんな戦争なんてやりたくないに決まっている。
それでも強行採決したら、絶対に忘れない。議員は落選したらただの人なのだ。思いを同じくしている人が昨夜あれだけ集まったことを絶対に忘れない。