梅雨入近し絵をかけかえて待っている

居間の絵をベニスに。小野州一さんの80号。1972年の作品。小野先生のパリ滞在中に母と遊びに行って、牡蠣とタルタルステーキをたらふく食べて夜中に気持ちが悪くなり翌日ダウンした思い出付き。80号に額縁つけると重くて私の手にはおえないのでカンバスのまま掛けている。
(ご指摘により40号だったことが判明。どっちにしても額縁は重いのよ。)

 

そろそろ梅雨も近いが、今年は五月晴れに恵まれて気持ちが良かった。画廊は才村啓先生の南仏の風景画で、これも良い雰囲気である。南仏、イタリアというのは本当によく出来たところで、あんなところで育てば美意識も育まれると思う。初めて行った時は住んでみたいと思ったが、それでも日本が一番良いと落ち着くのはなんなのだろう。結局は言葉だな〜。今はネットがあってどこにいても日本語が読めるが、心の中で紡ぐ言葉も外国語に置き換わるくらでないとホームシックは解消されないと思う。それでもきっと変わっていくわね。どんどん時代遅れになるのだ。