浜の真砂は尽くるとも、世の盗人の種は尽くまじ

 
 ダンナが銀座を歩いていたら外車が止まり、運転席の男が「これ帝国のパーティーの引き出物、あげてもいいんだけど1万円でどう?」といわれたそうである。せこい話だ。一方、お客様が駅で当社の元社員を名乗る男に声をかけられ、箱に入った時計を鞄に押し込まれて「6万円の品物だが2万でいい。」といわれ払ってしまった。こちらはれっきとした詐欺だ。当社の名前を使われて非常に気分が悪い。
 こんなこと、今まで身近に聞くことはほとんど無かった。目先の小銭を手軽に稼ごうとする軽薄な輩がうようよしている。嘘つきはドロボーの始まりだ。都議会なんかどーなっているんだ。無秩序な世の中に向かいつつある感じがする。オレオレ詐欺など絶好調ではないか。年寄りは気をつけましょうね。ホントに。


キーツケルニャ。