ハンドバッグ中に広がる蜃気楼


バッグ買いましたん。バッグ買いたかったことすら忘れていたけど、銀座のデパートで目に入って、あら悪くないわ、と持ってみれば軽くて中も黒くないしブランドロゴも無い。A4ファイルが2冊ぐらい楽勝で入る。同じ白い皮の化粧ポーチまでついている。それでロゴどころかメーカー名も無い。




問題は3150円という値段である。これを買えば他のバッグを買うチャンスを失うのだ。買わなければまだ色々迷う楽しみがあるが、それを3150円で手放して良いものか?ちょっと逡巡しましたがね、もちろん買いました。銀座松坂屋が閉店セールやっている、その恩恵でありました。しかしこの値段ではユニクロでさえ高く感じる。値段というのは一筋縄でいかないもので、無闇に安くても気持ちの収めどころに困る。価値観というものは何年もかけて作られる。それは結果としてブランド戦略となる。しかし現在はほとんどの物が人件費の安い海外で作られて、しかも品質も良い。デフレもあるが、価値観が揺さぶられつつあると感じますね。

 ま、そんなことはどうでも、今日は白黒のジャケットに黒のパンツ、サングラスにマスク、新しいバッグ、とパーフェクトな白黒鉢割れジュウベイ気分よ〜。