花の建築涙の保守


 トンネル事故を受けて、ゼネコンではこういわれている、と東京新聞に出ていた。どんなことでも始めるのは華々しくて楽しい。でも維持することが一番大切なのよね。住まいだって手入れを怠ればあちこち不都合が出てくる。大切に手入れされていると、なんでもその愛情に応えてくれると思う。日本は戦後急成長したので、そのへんのことが疎かになったのよね。それを考えると国鉄はすごい。JRだけど、この場合は国鉄と言いたい。新幹線の無事故は毎日の保線のおかげだろう。トンネルが崩落したというのも記憶に無い。国鉄は線路も電車も丸ごと管理責任がある。高速道路は車を動かしているのは運転手の責任だから、ちょっと脇が甘かったのかもしれない。国鉄で働く人の数はすごい人数だと思うし運賃も高いがそれでいいと思う。

 しかし天井って何時落ちてくるか分からない。空が落ちてくる、といってパニックになる絵本があったような気がするが、人生何時何が起きるか判らないわね。




ヘ音記号のビトン。