読書の秋ってしばらく聞かないね
kindleの秋、とかになるのかしら。
「あんぽん」を読んだ。ぱらっと手に取ったらグイグイ読んでしまった。孫正義氏の生い立ちで、いやー佐野眞一に書かれるってタイヘンなことだと思う。斟酌しない書きようは、いやはやである。対象に迫ろうとする意気込みに巻き込まれる。書かれた本人は複雑であろうが逆境をはね返して行く姿には好感を持つ。今iphone5を申し込んでいるのだがauじゃなくてsoftbankにしてよかったと思っちゃった。佐野眞一さんは古沢岩美展(著書「忘れられた日本人」で書かれている。)に来てくださったのだが、迫力も包容力も大きな人に見えた。私はそれまで「東電OL事件」しか読んだことが無かったのだが他も読んでみたい。
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/01/10
- メディア: 単行本
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それにしても例の「週刊朝日」の連載は続けてもらいたかった。どういうふうに展開したか判らないもん。書かれる人の器というものを考えさせられた。