袖無しで町流し行く銀座かな

今日は暑いので地下道を通って築地のオフィスに向う。東銀座で地上に出たら東北の県のアンテナショップの前に。「安全な野菜!新鮮な野菜。」って書いてある。ガイガーカウンターを一緒に置いて、大丈夫ですって言ってほしい。本当に大変な事になったと思う。なんでも買って食べたいけどお茶も汚染されていると聞くと躊躇してしまう。年取ってるから平気といってもわざわざ汚染されているものを食べるヒトは居まい。落語でお奉行が処刑される囚人に柿をすすめる。「柿はいけない。身体が冷える。」と囚人が返事する。そんな気分。関東以北の食料品売り場には放射能測量器を置くのが良いと思うが食べられるものが無くてパニックになっちゃうかも。思えば見ぬもの清し、知らぬが仏の日々であったのだ。