非常時の日常

原発にけりがつかない限りこの不安定な日常は続くのだろう。田舎があれば避難する人も出て来た。でも日常は日常。表面はいつも通り続いて行く。銀座のお店はクローズしているところが多いが飲食店は営業している。交通機関もほぼ正常に動いているしお客様だって一日20人程はお見えになる。じたばたしてもしょうがない。どうなるかわからないから今のうちに美味しいもの食べよう、なんちゃって昨日は寿司屋に行った。ネタはたっぷりある。「いつどうなるかわからないけどね。」って板さんが言う。なんだか諦観が漂っているわね。日本人が冷静だって海外報道があるというが、とりあえずなんでも揃っている日本だから逃げる?どこに?という気分のように思われる。しかしガソリンが不足しているのは痛い。絵を移動するのに車は不可欠だ。運送屋さんも時間指定は受けなくなっている。でもね、なにが不便でもイヤなことがあってもどーってことない。東北の人たちは本当に大変な目に遭われている、それを思えば何にでも耐えられると思う。