通販と実物ショッピング

新橋にカタ○グハウスのショップがあったので寄ってみた。通販で何度か買い物したことがあるし雑誌も面白いので楽しく読んでいる。
建物の広い2フロアーに商品がゆったり並んでいる。雑誌ではすごく沢山商品があるように思うけど、実際に置いてあるとビックリするほどアイテム数が少ない。店内に5分もいなかったと思う。キャッチコピーやきれいに撮れた写真無しで置かれた商品は淋しそうだった。実物を見ると人間は瞬時に好き嫌いやそれが欲しいかどうかを判断できる。その直感が誌上やネット上では働かない。だから趣向を凝らしたコピーと写真が勝負となる。迷いながら何度も見たり読んだりしているウチに愛着が湧いてしまう。つまりお見合い写真と釣書なのよね。そうして購入して後悔した経験の無い人は、少ないのではないだろうか?
「人は好きだから買うのではなく、買ったから好きになる(努力をする)」。と言われる。そこに通販の鍵があるのだろう。デパートはどこもお客さんが少なくて大苦戦しているが、本当は実物を見ないと判らないのにね。お店を出てなんだかシミジミと考えてしまった。



お出かけするとつかれるのよ。