見なきゃよかった市川映画

市川コン第3弾「47人の刺客」。
この話って大勢で老人を殺しちゃう話にしか思えなくて昔から好きじゃないのですが、市川監督がどう料理するのか興味がありました。
高倉健が大石なのよね〜。その妻が浅岡るり子。絡む女優が宮沢りえ、黒木ひとみ。

声帯模写でこんなのがありました。
「俳優さんにも向き不向きがあります。例えば健さん。外科医です。家族が手術室の前で待ちかまえて、「先生!どうでしたか!」  健さん「じぶんは・・・ 不器用ですから」 」

大受けでしたがそれを思い出しちゃった。スターはワンパターンで、役を演じるというより、本人のヒトになる、ということかね?

この映画を最初に見たら一生市川映画に縁が無かったと思う。監督自身イヤそうに撮ってる感じなのが救いだわ。