一年は 瞬く間に めぐるわね

というわけで、今年も6月6日当社恒例の「帝国ホテルアートフェア」がやってくる。主催しているのに「やってくる」は、変ですが。今年は節目の第40回。兜の緒を締め直して臨みます。孔雀の間で11時から21時まで、入場無料ですし、押しつけ販売はいたしませんので(心配する方がいらっしゃるので念のため)ぜひお越し下さい。
 それで、何を着るか毎年悩むのですが。木村孝先生からお電話。「ま〜、40年えらいわねー。」と始まって「いちこさん、着物きなさいね。何着るの」「母の着物直しに出したんですけど、絽なんで、6月は着られないって2、3日前にわかって、ドーしよーかと、ととと。」「お母さんに作ってさしあげたマキノリ(?)の着物あるはずだけど、裏を取って単衣にしたらいいわ(ン〜〜、そーいう手もあるんだ)。」「そそその着物は、母が着ていっちゃった..」「そう、あの着物はお母さんも私も気に入ってたの。それは良かったわ。あの着物成仏したなら、それは私もほんまに嬉しい。」「そんなら、私が見繕って送ってあげるわ。まかしといて。」とぱたぱたと、決まりました。良かったわー。この週末洋服探しの放浪の旅に出なければー、と思っていたのだ。どんな着物来るのかなー。楽しみ。




いつもいつもくだんない悩みだ