いってらっしゃい ボクは毎日連休だ

バスの中で、後ろの会話が耳に入る。

「.........坊や、いい子ね〜。お幾つ?」
「4つになりました。あのー、広尾病院でおりるんですか?」
「いいえ、広尾1丁目」
「ボクは広尾病院でおります。幼稚園に行きます。お子さんはいるんですか?」
「ええ、孫がいるのよ」
「いくつですか?」
「7つなの。アメリカにいるのよ。あら、降りなくちゃ。どうもありがとうね。」とおばあさんは、何度もありがとうを繰り返してバスを降りました。次の停留所で、ボクはお母さんに手をひかれて降りていきました。ナント立派な4才ではありませんか。
 明日も同じ時間のバスで会えるかしら。楽しみ。