山口空港で搭乗を待つ間、なんとなくローカルテレビを見ていたら、広島の西条というスポットを特集していた。「泣くほどうまい酒」と井伏鱒二が言ったほどの酒どころ。灘伏見に並ぶ土地で水が良い。ビックリしたのは、そこの加茂泉というお酒が家で飲んでいるものだったことだ。何かの時に美味いと思って長い間我が家の定番になっている。舌が認められたようでとても嬉しい。なぜ広島の酒を飲んでいるのか我ながら不思議だったのだ。番組では酒蔵通りとか、名水の湧き出る井戸とか紹介されていて、ぐっと身近に感じることが出来た。漫然と飲んでてごめんね、と思いました。
