いとしのビトン

Photo 朝の出勤時に、前を歩いている女性がルイヴィトンのキャリーバッグを引いているので、時代も変わったなーとシミジミした。。昔ならポーターが持つ鞄を満員電車に引っ張っていくなんて、なんて思う方が古いのだ。 子供の頃かかっていた歯医者さんが「金持ちがやってることが次第に流行るもんですよ。」とパイプをくゆらしながらゴルフ、テニス、別荘を例として上げた。40年以上前だからふ〜〜ん、と思ったがそのとおりになった。
 ルイヴィトンの鞄を初めて見てからも40年は経つ。フランス人は当時「あれは金持ちが持つもの」と言っていたが、日本ではドンドンドンドン増えて見ない日とて無い。この会社の凄いところはブランドイメージを保ったままマーケットの望む商品を投入していく能力だろう。ま、ヴィトンも今ではアメリカの会社のものだ。自由競争が階級社会に勝つのだ。そしてなにもかも均質化していくのだろうか。私はみんなが持ってるものは持ちたくない天の邪鬼だからヴィトンは持ったことがない。これから持つこともないと思う。 
私にはビトンがいる。