若鮎のような二の腕惜しげなく

ノースリーブが目につく。
もう、春服っていらないのかも。
適当にお洒落しなくちゃ齢に押し流されると思うけど、安物がこれでもか、というほど溢れかえっている世の中だ。気持ちもデフレになってお腹いっぱい。

テレビのアナウンサーを評価するのに、私の母は、同じ服を何度か着る、というのを基準にしていた。
好感が持てるというのである。なんとなくわかる気がする。堅実な印象を与えるのかもしれない。
似合う服が無限にあるわけがない。男性のスーツ、女性の和服の不動のデザインを見直す時かも。

しかし首相夫人が同じ服を着ているのを見たことがない。
どのようなクロゼットをお持ちなのであろうか不思議だ。だってその日に何を着るか考えるのは結構面倒くさい。選択肢が多いとなおさらだと思うの。

お約束の一言。

生涯一毛皮。