日展に急ぐ天使や朝ぼらけ

先週、「日展」に出かけたら地下鉄を降りたところから、結構な人出で無料公開日であった。会場はとっても混んでいて、こんなに美術愛好家が多いのだと改めて驚いた。
人は何故美術館に足を運ぶのだろう。何かに出会うことを、自分が何に感応するかを確かめに行くのだろう。自分では可視化できなかった表現に出会うと驚く。それが心地よい場合も嫌な場合もあるのだが、とにかく他人が考えていることが作品になって出て来て開示されている。その作家の想いを、技術を説明したら何時間もかかるようなことを一瞬で見て取れるのはスゴイことなのだ。そこで見る方と作品がパチパチと火花を散らす。その火花に当たりながら会場を回ると、とっても疲れるのだった。

今週いっぱい画廊では一水会の山本佳子の個展を開催しております。

写真は日展出品作と同じモチーフの15号。
前世紀であれば少女が魂を奪われているのは、手紙であったでしょう。
スマホが美しい小道具になっています。